コバエや虫との仁義なき戦い    2023.2.17


 


植物を育てていると、最大の敵は虫ですね。 最悪枯れてしまいます。

締め切った室内でも、虫は何処からともなく飛んできて植物に害をもたらします。

スプレーの殺虫剤は直ぐに尽きるので、費用対効果を考えるといまいちです。


ただの水を掛けることでもある程度防止はできますが、効率は良くありません。

そこで、最近は専ら鉢には殺虫剤のオルトラン水和剤を使い、葉や花茎など全般には

粘着の防虫シートを使っています。 虫の色に反応する習性を利用した優れものです。


虫にも色々種類がありますが、観葉植物などにつ虫は、カイガラムシとかコナジラミやアザミウマなどがありますが

手を焼くのはキノコバエと言う1ミリから2ミリ位の小さなハエです。 ハエだけにうるさく飛び回ります。

放っておくと、際限なく増殖します。 我が家では鉢が大量にありますので、見かけない日がないくらいです。


全ての植物に付くわけではなく、全く寄り付かない植物もあります。 

ハエの性質上、嗜好に大きな偏りが存在します。 植物が弱ってきたら先ず狙われます。

花が植物が終わって腐りかけたころ、その匂いが呼ぶのでしょう。 まさしくハエです。


植え替えの時には、土に殺虫剤を混ぜ込みますので暫くは虫の発生を防ぐことが出来ます。

ただ花屋さんで買ってくる花の場合、植え替えせずにそのままで置くこともありその場合は虫が発生する確率は

高くなります。 粘着シートを置くのが有効ですが、殺虫剤を鉢にまかないと発生を断つことはできません。


粘着シートは非常に有効ですが、虫がたくさんついているのは精神衛生上良くありませんので

ある程度付いたら交換します。 無駄になりますので、1匹や2匹で交換する必要はありません。

我が家では、シートを分割したりして節約に努めています。 小さくても、十分に効果はあります。


この粘着シートは、やたらに置いても意味がありません。 植物の直近でないと虫は引っ掛かりません。

机やらあちこち放置して観察しましたが、効果はゼロでした。 この色付き粘着シート以外にも、ネズミ捕りシートでも虫は取れます。

青色のものもありますが、シクラメンなどの鉢には効果があるようです。   ハエは植物の間を縫うように飛びますので、あちこちに置かないと

効率よく捕獲することは出来ません。 鉢の間を飛んでいて引っ掛からない場合は、掃除機を持ってきて吸い取ります。

粘着シートに引っ掛からない場合はシートを回避して飛んでますので、掃除機で丹念に鉢の周りや土の近く、枝の周辺を吸い取ります。


なおアブラムシやコナジラミ類は粘着シートでは無理なので、殺虫剤や虫の擦り取りなどで除去します。



 両面粘着の優れもの      標的じゃなくても引っ掛かることが多い
       
 こちらも標的外で取れたもの     ハイビスカスはアブラムシが断然で粘着シートは使えない
これは標的外のキノコバエ 
       


 

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