アース製薬の虫供養に共感    2023.2.17


 

アース製薬は、年に一度虫供養をしていると記事にありました。

人類存続のために殺虫剤を作ると言うことなのですが、開発には罪もない虫を沢山殺す必要があります。

生きとし生けるもの全てが、生きるために命を奪い合う定めは変わることがありません。

一寸の虫にも五分の魂は良く使われる例えです。 その通りだと思います。


植物を育てているにあたり、最大の敵は植物の養分を吸う虫になります。 虫にも生活はあるでしょうが、

そこはそれ意を決して虫さんには死んでもらわなくてはいけません。 

追い払って済むならばそれに越したことはありませんが、そうもいかないのが世の常です。

虫を手でパチンと潰すとき、粘着シートに引っ掛かり悶える姿を見る時

ああ、何て事をしたのだと思わないこともありません。 飛んで来さえしなければ、とも思いますね。

どんな小さなものでも、生きていて飛んでいたのだからその命を断ったのは良い気はしません。


あの世に行って、閻魔大王に殺生はしてないなとか問われて。 あーっ、殺しましたよ虫さんを分からないくらい沢山。

そんなことが有るかも知れませんね。

それだから、虫供養なのかも知れません。 もとより、命に大小なんて有る筈もない。

殺すことに関しては、ロシアのミサイルもハエの粘着シートも変わりはありません。

人類の存続のために、あえて殺生をする。 でも、ロシアの侵攻で人を殺すのとはかなり違うと思いますね。


自己の利益自己満足のために、人を殺すのですよ解放なんて白々しい。

こう言う人類の敵こそ、世の中から消え去って頂きたい。 虫にも劣ると言わざるを得ないでしょう。


植物は物言わず動きもしない。 それを守るのは、育てている者の責務以外の何物でもありません。

生かそうとしても、生きられなかった植物も数知れなくあります。

それはそれで致し方ないのかも知れないけれど、植物にとっては勝手なことだったと思いますね。



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