クマ出没及び駆除・生息数データ2019-2023       2023.12.28

どこかの県で、クマの生息数が減少し

 

保護しなければと自治体が言ってましたね。 ちょっと呆れました。

 

自県のことしか考えていません。

 

こう言う考え方が環境行政にもあり、クマの生息数が増加した経緯があります。

 

ある意味動物保護の間違った解釈とも言えるのではないかと。

 

北海道など、クマ駆除が進んだとして張るクマの駆除を禁止した経緯があります。

 

その挙句が、ヒグマの増大です。

 

クマに限らず動物は毎年繁殖行動をします。 放っておけば増えるのは当然です。

 

子供でも分かる論理なのですが、分からないのですねえ。

 

種を保護したいのならば、適度に淘汰する必要は必須事項です。

 

それの欠けた動物保護法はこのような結果を招きます。



※ 以下は過去記事

ツキノワグマの過去5年間の出没データです。  2023年は8月~11月迄、ヒグマの出没件数は凡そ5042件。


現在の件数は、おおよそ7843件。 生息数は1万頭とされていますが、1万8千頭まで増加している可能性が大です。

ツキノワグマは沖縄・九州・四国の山間部を除く・北海道・茨城県・千葉県の15道県には住んでおらず

データはほとんどありません。


32都道府県による出没報告件数は、2023年で28926件。


クマ出没地域では、石を投げればクマに当たると言う非現実性も有りでしょう。


クマ出没地域と非生息地域の乖離が進んでいます。


クマに対する意識の乖離も進んでいます。


東北6県の2023年の出没は12135件で、全国の相当数を占めています。

全国クマ出没情報
 

※ 図表は環境省データより引用。 2023年度分は、独自に調査したデータを記載。
  よって環境省データとは数字が異なります。

※ 以下は過去のデータ記事。
 
ヒグマも含むクマ駆除は2023年は2993頭(8月末)、5か年の合計は23995頭です。5か年の平均で4799頭です。

北海道と東北6県での駆除数は2023年(8月末)で14408頭、全体のおよそ60%となっています。


北海道のヒグマの生息数は凡そ2千~1万600頭。 秋田県のツキノワグマ生息数は凡そ4千400頭とのことです。

30年前より4倍に増加しています。

岩手県は凡そ3千700頭、青森県は凡そ450頭が生息とされています。 何れも過去に比べ増加しています。

宮城県は凡そ3千500頭~6千頭、福島県は凡そ最大で3千300頭、山形県は凡そ2千300頭

7道県での凡その生息数は、2万頭から2万5千頭と推測されています。

ここ5年で2万4千頭駆除されており、過去のデータですとヒグマを含め1万4千頭ぐらいでしたので、大幅に増加しています。


これは行政の方針で一時期駆除を止めたことがあり、一挙に増加したと見られます。

秋田県の駆除数は2023年8月末で591頭で生息数の15%にも満たない駆除数です。 駆除しても個体は増えますので、

未だ4千頭は山にいる勘定になります。


BACK