命に別状はない?報道の非常識     2026.5.12


医師が警鐘を鳴らす、報道の乖離


以前も述べていますが、命に別状はないと言う記事をよく目にします。

命に別状はないと言う事は、読んで字のごとく死なない・死んでいないと言う

事実だけです。

記事を読む人は、命に別状はないと言う記事を読み安堵するかも知れません。

これは半分正しく半分は間違いです。 文字数を少なく記載しただけです。

つまり、言葉のあやでしかありません。

 

眼球が潰れて失明しても、鼻の骨が砕けても、頭皮がはぎとられても

腕を骨折して回復不能の重傷であっても、記事には命に別状はないと書かれます。

そう言う風に簡潔に言われて終わりです。

 

医師が言うのはそんな単純な問題ではない、
その後の人生が多くく変わってしまうと警鐘を鳴らしています。 
その後何回も手術しても、車いす生活になっても、皮膚の移植や骨の再建手術をしても、
その場の報道は「命に別状はない」で終わりです。

 

ですから、クマに襲われても大したことないと多くの人は感じてしまうのです。

クマの一撃は物凄いです。 信じられない程の力で、人間の急所を狙ってきます。

ジョブなんかではありません、一撃必殺の打撃と強力な噛みつきが顔面や頭

はたまた腕や手足を襲います。 そういう事実は、報道はまずしません。

それは現場からの聞き伝えで終わってしまうからです。

 

ぶら下がり報道と何ら変わりません。 報道が大学病院に行き、
手術に対面することもなければ事後取材することも有りません。

はっきり言って、面倒なのかも知れません。 
そこに正義があるのかどうかは、全く分かりません。 
報道の一報、「軽傷・重傷・命に別状はない」で終わりです。

 

病院に行き医師を取材家族を取材、あり得ません。 そんなの記事になりません。

本当は、そう言う事の顛末を一般人に知らしめないと

クマ被害は終わりません。 クマ出没地域の報道ですらそうなので、
クマ居ない県は報道にすらならないのかも知れません。

 

クマは時速40キロ超で体当たりしてきます。 
体重が40キロの子熊でも大変な事になります。ましてや80キロの成獣、
300キロのヒグマを想像してください。

牛や馬も一撃で肉がそがれます。 死なないかも知れませんが、ことは重大になります。

 

クマに襲われて「命に別状はない」と報道されるのは甚だ疑問であると知るべきでしょう。

クマにの一撃で眼球破裂もと以前記事にしています。

 

 

以下は過去記事から抜粋(筆者は何度も指摘)

 

爪でひっかかれれば、皮は裂けますよ。目なら失明します。

鼻に一撃でほとんどの人が骨折します。 花を食いちぎられることも。

命に別条はない・・・そうなのかも知れないが、何と言う不適切な表現かと思います。

傷は治りません。 機能も回復は困難になります。

警察や報道諸氏、命があるだけで「命に別条がない」と報道するのは辞めて頂きたい。

 

事故で両足失った人に、「命は別条ないって」言ったらどう思います?

最近は重傷とは言わず、けがと言います、けがやおおけがですね。

漢字なら負傷。 程度が全く分からないのです。

骨折しても、「おおけが」としか報道しません。 引っ掻かれても「けが」ですね。

読者は小学生か?それこそ大変な誤解を招くのではないのか?

※ 個人の意見です、お間違えの無いようお願いします。 

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