電源タップで音が変わるのか・・・。  2018.11.2



電源コードで音が変わると言われていますね・・・。 電源タップではどうなのでしょうか・・・。

電源コードはシールドやらコードの素材で変わるかも知れませんが、電源タップはその様な要素は少ないですね。

箱に入っているのは、普通のコンセントですねぇ・・・。 その箱が素材がどうのこうのってありますが・・・(+_+)。

例えば、木造住宅の内部配線は、いわゆる電線ですね・・・。 ただの電線です、それを縦横無尽に張り巡らせています。

もう、無防備極まりないですね(-_-;)。 電流は一方通行でそれぞれの機器に届きます…のはずですが・・・。

家庭内には、電磁波を発生するものは非常に沢山あります。 アース接続する機器はそうだと言えますね。  

パソコン、スマホ、ルーター、冷蔵庫、電子レンジ、テレビ、ドライヤー、洗濯機、ACアダプター、蛍光灯、ダウンライト、電話機、コタツ、ビデオデッキ

など電磁波を出す機器はいくらでもあります。

その他屋外からも、色々な電波(電磁波)などが入ってきますね。  これを遮断するのでなければ、何をしようとアンプまで届いてしまいます。

そう、ここがポイントです。  何もしなければそのままアンプに行くのです(-_-;)。 電源タップと電源コードをノイズ対策すると、少なくとも

数か所の接点間はノイズが防げます。 電源コードを変えると音が変わる、と言われる所以かも知れませんね。

実は、今から50年ぐらい前はその様な心配はあまりなかったです。 パソコンもスマホもない時代で、テレビもブラウン管の時代です。

ですから、当時のオーディオ機器の電源コードにアースのあるのは稀でした。 当方所有のソニー、ナカミチ、テクニクスのデッキも2線。

2トラック38センチのオープンリールデッキも、アンプも2線でしたね。 30万円クラスのハイエンド機でも、コードは固定の物がほとんどでした。

つまり、電源コードで音が変わると言う概念は全くなかったのです。 


皆さんお気づきでしょうが、DENONのアンプは全て2線インレットになりました・・・(>_<)。 そして、プリメインしか作らないのだとか・・・。

電源コードのアースは音質に影響を与えないと言う事なのかも知れません。

さすがに直だしは考えたらしく、インレットはあります・・・(+_+)。 重量を気にするDENONとしてはどうなのでしょうか・・・。

コストダウンの一環として、余計な物は付けない・・・コードは普通の物、ステップアップするなら社外品をという事なのでしょうか・・・。

しかし、取扱説明書には付属のコード以外は使わないようにとただしてあります(>_<)。

また、アース線は繋がっていないと(浮いている)あります(-_-;)。



ソニーTA-1120F 1972年 発売時価格138000円 
コード直だし・・・(^^♪
サンスイ AU-X111 MOS ビンテージ 1988年
発売時価格40万円の電源コード、直だし・・・(^^♪

 ※ 画像は「オーディオの足跡」様から引用。    ※ 画像は「オーディオの足跡」様から引用。
DENON PMA-2000 1996年頃 100,000円
歴代2000シリーズの初期の製品・・・(^^♪  
  DENON PMA-970 1980年頃 200,000円
電源コードは直だし・・・(^^♪
     
     
DENON PMA-1500R2 2000年発売 68,000円
  サンスイ AU-α907iリミテッド 1987年 260,000円
直だしです・・・(^^♪
     
     
 ※ 画像は「オーディオの足跡」様から引用。    

ほんの一例ですが、かつてオーディオの黄金期において高級機でも電源コードは直だしが多かったのです。 もちろんコードの太さは

異なりました。 価格の時代差だと、現在の100万円クラスに相当する機種でも直だしと言う訳です(;´Д`)。

電源タップに戻ります。

下は現在使用のオヤイデの電源タップです。
※画像は「オヤイデ電気」様のホームページより引用 。
     
       
当方引っ越しまでは団地のコンセントが2Pだったので

こちらを購入しました。

OCB-1 DXs 2.0m  税込30,240円。

現在はアースに繋いで使用しています。


コードは柔らかく、非常に使いやすいものです。

 非常に考えられた材料と構造・・・。      コードはオヤイデならではのこだわり・・・。
       
 プラグはこちらが付いています・・・。     別売のスパイクを付けたところ。写真は真鍮。
       
下は当方使用中の物。      スパイクはステンレスを使用。
       
       
       
この電源タップの良い所は、一体化です。

少なくとも壁コンセントからタップのコンセント出力まで、

安心のできる物です。

ここまでの配線がないと、曲がりにくいコードを使う羽目に

なりかねません(;´Д`)。

何せ昨今のコードは、PCOCCの銅線が製造中止になったせいで、

非常に硬くなる傾向にあります・・・(+_+)。

タップに繋いでいるTUNAMI GPX V2 1.8m は、曲がりません(>_<)。


しかし、頑丈で気に入っています(^^♪。



音が良なるかどうかではなくて、

音が悪くならないのが大事なのですね・・・(*^^*)。


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