無理ではないが、困難。


狭い部屋は音の反射が入り乱れる。適度に吸収される状態なら良いが、なかなかそうはいかないと思う。
低域は定在波の影響を受けるので苦労することとなる。
狭い部屋ではスピカーに近接して聴くので、音が広がりにくい。また、大きな音を出せない場合もあるだろう。
スピーカーの移動、家具の移動など、何度も何度も繰り返さないといい音のポイントは見つからないかも知れない。
部屋の問題はスピーカーでは解決できないので、根気よく対処することが必要。
必ずベストポイントは見つかるはずだ。

狭い部屋の音響と、ニアフィールドオーディオは全く違う。部屋が狭い場合聴取位置は変わらないが、
ニアフィールドは近づく。 この点が全く異なる。

6畳でも可能な

スピーカーは沢山存在する。 数多のブックシェルフ型は全てそうであり、非常に小さいスピーカーを
スタンドに立てて聞くシステムも多数存在する。

 

動かせない程大きなスピーカーを導入するのは、感心しない。 
低音が出過ぎたり暴れたらもう終わりと言う位悲惨なことになる。 そう言う点では超小型のシステムは無難かも知れない。

6畳~8畳にピッタリのようなブックシェルフ型スピーカーシステム。一部スタンドは別途購入が必要。

できるだけ周囲に空間を持たせるのがポイント。ただ、低音は出にくくなる。

低音が不足する場合は、サブウーファーを追加すると良い。

 

 

B&W 705S2 304440円  ペア (販売終了)

 

 
 イクリプスTD510Zマーク2 399000円 ペア
       
 エラックBS243BE  189000円 ペア
     
 ※画像はヨドバシカメラ様及びネットより引用しました。

小型のスピーカーシステムはブックシェルフ型とも呼ぶ。

低音の不足を、本棚埋め込みで平面バッフル効果を狙うものである。

確かに低音は増強されるが、逆に定位は悪くなる。

出過ぎの場合はバスレフ式ならば、ポートをスポンジなどで塞ぎ調整するとよい。


埋め込むとシステムは内側に振れにくくなる。 高音が不足に聞こえる場合もある。

そう言う面で、ブックシェルフは止めてスタンド式にするのが望ましい。


ブックシェルフ型の良い点は部屋の広さにより音場やら音質が変わることだ。

4畳半より6畳、6畳より10畳と音質や音場は変化する。


低音が不足するとてサブウーファーを追加するのはお勧めできない。

サブウーファーは低音に腰がない。 腑抜けの低音になるのは否めない。


ヘッドホンやイヤースピーカーは低音が良く出ると思うが、実は腰のない腑抜けた音なのである。
サブウーファーはそれに等しい。

ピュアオーディオは、スピーカーシステムの音を聞いてなんぼの世界と心得よう。


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