写真を撮ると言う事    2020.2.14


引っ越してっきてから、本来の目的である風景写真や街角写真が撮れない状態が続いています。

プロではありませんが、れっきとした写真家なのですが・・・(-_-;)。撮るのは身の回りばかり・・・。


専ら花や観葉植物の写真ばかりで、外にカメラを持ち出すことはほとんどない状態が続いています。 毎日花の写真を撮っているのだけど、

花の写真家のような撮り方はしません・・・(-_-;)。 専らスナップです。 そのあたりのいい加減さだけは、全く変わっていません・・・(>_<)。


シャコバサボテンが咲いているので撮り出したのだけど、それが止まらないのです・・・(>_<)。 一日たりとも同じじゃないのですね。

こちらが咲いたかと思うと、向こうが咲いたり・・・、朝と夕方では全然違ったりします。 基本葉っぱの数だけ花が咲くのですけど、それが結構の

数になるのです。 今現在で20くらい咲いていますが、まだまだ咲きそうなのです・・・(*^^*)。 


撮った写真は、もう500枚は超えてしまいました。 花が枯れ落ちるまで記録するでしょうから、あと100枚は撮るかも知れませんね・・・(>_<)。

このシャコバサボテンだけじゃなくて、新たに連れてきた花は経過を撮りますし観葉植物もそこそこ撮ります・・・。

現在撮っている花や観葉植物のフォルダ    
   
1年間の花と観葉植物のフォルダですが、

花や観葉植物が増えるたびに増殖します。


以前の撮りためた写真のフォルダも、

沢山あってハードディスクを圧迫します・・・。


パソコンに保存してある写真は、ほとんどが

デジタルカメラの写真ですが、フイルムカメラ

の現像済みフイルムは数百本あります。

その他に、同時プリントのネガも・・・。

プロではありませんから、少ない方だと

思いますが・・・(-_-;)。


それでも、デジタルカメラ時代になって本当に良かったと思います。 フイルムカメラ時代は、現像もプリントも自家製でしたから大変な出費でした。

写真を撮ると言う事は、真実を写し撮ると言う事ですね。 記録であり、それ以外は何もありません。 写真家の使命は、記録に残すだけ・・・。

あれこれと考えて、傑作の一枚ができたぞーっ、と言うのは写真家とは言わず、写真作家と言います。 写真とは言い難く、似て非なるものです。


人間同様、写真と実物はまるで異なって見えることがあります。 えーっ、こんなのかな・・・と思うのが実は写真です。

非現実的なほど、写真の評価は高くなります。 つまり、イメージを作るのも写真なのですね・・・。

良く、有名なところ、行ってみたらがっかり・・・と言う事がありますね。 正に、写真の力なのです。 それほどに写真は怖いものです・・・(-_-;)。

旅行会社のパンプレットしかり、いつも晴天ではありませんしカメラ目線と人の感覚は全く違うのですね。 

虚飾かも知れませんが、それもまた写真なのです。


と言う訳で、写真は一筋縄では行かない面が非常にあります。 フイルム時代は、正確な色をだすことさえ簡単ではありませんでした。

今は現像ソフトで自由に変更できますから、虚飾に満ちた画像を作成するのは難しくありません・・・。 

当ホームページにアップする写真も、撮って出しの写真はほぼ使いません。 全て調整と言う加工をしてから保存します。


写真はノートリミングが必然、と言う事があります。 写真コンテストなどは、トリミングを非常に嫌がります。 技量がないとされるのですね。

所謂、三脚崇拝です。 写真はキチンと構図を考え光線を考えて、作品として仕上げてからシャッターを押す・・・。 何だかなあ・・・(-_-;)。


私も長年写真をやってきましたので、色々と考えることはあります。 デジタルカメラには、ほぼ素のままのデータが撮影されていますので

基本は押さえて、そこから手を加えます。 スナップショットに三脚は使いませんので、トリミングはほぼ必須となります。

高画素のカメラは余裕で切り抜けますので、非常に助かります。 カメラは実直ですので、実際の色温度で撮ります・・・、つまり見た目と

同じには、日中、屋外、晴天、以外絶対になりません。 また、人と違い暗部の再現は非常に苦手です。


屋内や逆光、曇天など条件がよろしくない場合は、デジタルカメラの魔宮に陥ります・・・(;´Д`)。 いくらやっても、決まらないのです。

いじればいじるほど、非現実的な画像になってしまいます。 妥協点を見出すには、かなり時間がかかります。

そうして完成された写真は、見た目の写真・・・つまり素のままの写真ではありません。 所謂、記憶色の世界であり光もコントロールされたものに

仕上がります。 真実を写し撮りはしましたが、出力した画像は虚飾の世界であると言う事です。


ただ言えることは、こう撮ったら花も喜ぶのじゃないかなとか言う事ですね。 汚く撮ることだけは避けないといけません。

花の命は短いだけに、より輝くように撮りたい・・・。



それが生きた証なのだから・・・(*^^*)。

BACK