コロナウイルスと人間との熾烈な戦い     2020.4.29



未曾有の脅威が、人類を襲っています。 第三次世界大戦は人と人との戦争ではなくて、未知のウイルスとの戦争でした。

ウイルスの出どころが注視されていますが、どういう経緯であれウイルスは人に感染を広げ、死に至らしめる事実は揺らぎません。


この数か月で、感染者は300万人を超え、死者は21万人を超えました。 出来る限りの、処置と対策をしての結果です。

何もしなかったならば、何も出来ない時代であったならばと考えると戦慄が走ります。


ウイルスに限らず人類は、数多の疫病(伝染病)と戦ってきた歴史があります。 コレラ、結核、インフルエンザなど未だに終息はしていません。

それによる世界の死者は、余りにも多すぎて記する事が出来ないくらいです。 世界的な大流行は終わりつつあるものの、菌がなくなった訳では

ありません。 自然由来のものですから、条件が揃えばまた再燃の恐れは常に存在しています。


第二次世界大戦の死者は、8000万人から8500万人とされています。 非常に多くの人が、戦禍の犠牲になりました。

人的な第三次世界大戦が勃発した場合、間違いなく人類は終焉を迎えます。 77億人を超える人類が、虚と化してしまうのです。

武力を使う戦争は、人間の良心で防ぐ事が出来ます。 ですから、第三次世界大戦は明日起こるかも知れないし、人類がその遺伝子を

終えるまで怒らないかも知れない択一の世界となっています。


人類に繰り返し起こる伝染病は、人類に対する警鐘だと思います。 武器によらずとも、人は死んでいく恐ろしさを教えています。
 
その幾多の困難を乗り越えて、人類は今ここに在ります。 目に見えない敵と、戦ってきた歴史があります。

今回も、人類はこの見えない敵と戦いを始めました。 人が人を殺すのではなく、人が人を助けるのです。 


そのような歴史から、人類の滅亡は人と人との戦争ではなく、他の原因で滅亡するかもしれないとも言われています。

小惑星や他の天体が、地球に衝突する確率はゼロではありません。 そう言うことがあったとしても、その時に既に人類は地上に存在しないのです。

ですから、今このウイルスとの戦いを決して疎かにしては行けません。 


ウイルスに対する無知と無謀な行動が、人類の滅亡へと繋がってしまうことを忘れないで下さい。


あなたの意識が、大切な人の命を守ります。


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