カタログデータも価格も見ずに機器を見ると、思い違いをすることがある。

例えばスピーカーやアンプ。大きくて立派な物がなっている場合、それが一番良い物だと納得してしまうことがある。
実は、製品にはランクがあって、価格やランクはコストとの兼ね合いが多い。
多少の部品のランクダウンが有っても、実は特性にはでないことが多いのだ。1ランク下や場合によっては2ランク下でも、
特性には変化がない場合も多いのだ。販売店では、メーカーの進めるもの(デモ品)を店頭に置く。それは大してハイエンド機が多い。
もしくは売りたい品(新製品)だ。
見かけが違っても、旧製品とほとんど同じ部品を使っている製品もある。カタログには詳しい内容が記載されているから、前もってデータを調べておくのは重要なのだ。アンプは価格の差による変化は非常に少ない。それは、特性にも現れる。自己満足の世界なのだが、予算があるならキッチリと研究しておくのが得策。大きな音を出さないのならば、数ランク下で済むことも多いのだ。
しかし、あくまでもオーディオは趣味の世界なので、投資過剰が許されるならば一向に構わない。


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