これが1年前の感染者数です。

2020年7月21日の全国感染者数は、632人。東京都は237人。

今年もワクチン接種の遅れにより、効果は期待できず昨年同様この時期に感染拡大の波が来るのは避けられないと思います。

昨年と大きく異なるのは、コロナに対する意識の変化でしょう。　若者は行動を止めなくなってしまいました。　

政府の対策に、見切りを付けた感は否めません。

だらだらと効果のない宣言をしたところで、根本的なことは何一つ行ってこなかったので 当然の結果と言えます。　

戸締り政権ではこんなもんでしょう。

何がどうあれ、この1年間国民の意見を無視したことは覆ることはありません。

IOC、そしてJOCかつまたコロナ担当大臣、総理などなど随分と国民に喧嘩を売ってきまし たね。

こんな輩のために、よしんばオリンピックが開催されたにせよ応援などできません ね。

コロナで被災された人を考えると、そんな気分にはなれませんよ。

たとえワクチンが順当に接種が進んだとしても、日本政府は本当に何もしてはいなかっ たと言うことに変わりはありません。

他国の開発した物を、ただ単に金に言わせて買い付けただけ。　

人の褌で相撲を取ったに過ぎません。

仮にオリンピック開催したにせよ競技は見ないと思いますよ。

多くの人の犠牲を踏み台にしたオリンピックなんて、見る価値がないですよ。

のほほんと観戦していては、死んでいった人に申訳がないじゃありませんか。

桜があんなにも美しく咲き誇るのは、その根元に人の死骸がたくさん埋まっているからだ と言われてきました。

その養分が多ければ多いほど、美しく花開くのだと。

これは比喩ではありますが、確かに多くのの花を咲かす桜などは沢山の栄養を必要としま す。

美しい桜を見たいがために、人身御供とすることは止めにしたい。

桜はまたいつか咲く。　それは節理なのだから。　待てばよい、単純なことだ。

エゴでもってスポーツを正当化することはやめよう。　今オリンピックをしても、 喜べない。　楽しめない。　

捻じ曲げられたスポーツの精神を、誰が認めると言うのだ。

アスリートを責めることはありません。　ただ、心より応援なんてとてもじゃないが 出来ません。

フェアーな基盤の上に立たないスポーツなんて、応援の価値もない。

コロナをほったらかしにしてオリンピックを開催したならば、 その時点で全てが終わってしまうのです。

栄光は輝く太陽のもと、一点の曇りもなく行われて然るべきもの。

泥にまみれた栄光なぞ、喜べるものだろうか。

コロナにより人の命をが奪われている事実。　このコロナとの戦争に打ち勝つのは、 そう簡単ではない。　

だからこそ、勇気ある撤退が必要なのだと思う。

そうすれば、反旗を掲げていた人たちは躊躇うことなく反旗を翻すことでしょう。

たかがスポーツ、されどスポーツ。

心から応援できる日が来ることを。

 



5月18日東京都感染者　　　　732人　　　　　オリンピックどころではありません。非常に高い数字で推移です。

東京都感染者数推移 (縦軸：0人から1200人）