地球温暖化だが氷河期に向かっている  2022.11.4

氷河期到来は避けられない

 


地球温暖化防止のため、CO2の削減が行われています。 このCO2の削減は、世界的な達成義務とされています。

この削減により1度くらいは温度が下げられるかも知れません。 地球規模で言うと、1度と1.5度は大変な差であり2度は大変な変化になります。

なぜ1度や2度で騒ぐのか、下の図表を見れば一目瞭然だと思います。(ネットよりば引用、分かりやすく簡素化しました)


地球は太陽の周囲を公転しており、凡そ10万年で一周します。 但し楕円軌道なので、太陽に接近しているときは暖かく、離れていれば寒くなります。

その他に、地球は傾いて回っており、傾きの変化は4万年位でそのためにも気温が変化します。 寒い時期は氷河期、暖かい時期は間氷期と言います。

それは11万5000年ごとに訪れます。 CO2の増加は、地球温暖化を促進しますから、間氷期の期間は長くなります。 一見よさそうにも思えますが、

そうではありません。 野放しだと気温が2度かそれ以上上昇してしまうのです。


地球の気温が2度上昇すると、海面は10メートル上昇すると言われています。 低地は水没します。 

また、2度の上昇は、列島での10度以上の気温上昇を招きます。 真夏は灼熱と化します。 ほとんどの作物は生育できず、飢饉に陥る可能性もあります。

身近なCO2問題ですが、見逃せない懸案なのです。 そのCo2による温暖化を防止できたとしても、人類にとってはぬか喜びの氷河期がやってきます。

これは、地球にいる以上避けることは絶対にできません。 11万5千年経ち、今はその間氷期が終わりなのです。


氷期には、地球の平均気温が6度から8度下がります。 凡そ地球の上半球下半球の6割が、氷に閉ざされます。

多くの生命が絶滅することでしょう。 人類も、半数以上が生きられないとされます。

その氷に閉ざされた期間は、10万年以上続きます。  やがて来る第5間氷期も1万年以下の短さです。 地球においては、氷の時代が8割以上なのです。


宇宙に氷に閉ざされた惑星があるとしたら、同様に数十万年で地球同様のことを繰り返している可能性があります。

地球外生命体が地球を発見しても、地球は氷の世界である可能性は非常に高いのです。 お互いに知り合うことはありません。


何れにせよ、私たちは長く生存する為に地球温暖化を防止しなければいけません。 そして、次なる新たな生息域を探さなければいけません。



現在は既に間氷期は終わりを迎え、小氷河期とされる時期も到来しています。

図で見るように、間氷期の期間は非常に短いものです。


 縦軸は温度(-10度から6度)      
       
       
       


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