2017年4月現在、使用中の補聴器


現在使用中の補聴器です。左が古く、右が一番新しいです。ここにある4個で、およそ100万円です。健常者には高いと思われるでしょうね。
お金で替えられる物はそう多くは有りません。
補聴器を考えている方、迷っている方の参考になれば幸いです。

 


購入後10年くらい。

これは当時一番ハイパワーの物。

デジタルではなく、アナログ回路を使った

補聴器です。リオン製。110000円位

スイッチ、ボリュウムあり。

右用として使用。

音が素晴らしく良かったです。

残念ながら、現在の耳には不可になりました。

それほど右も聴力悪化してしまいました。

私は左右の聴力が天地程に違うので、両耳着用は出

来ませんでした。ほとんどの人は両耳使用を勧められ

ると思います。それは正しいです。
     
     

勧められて購入したデジタル補聴器。

アナログに比べ音が薄いというか

シャリ付く音です。

それでも、日との声は比較的分かりやすく

購入しました。

購入後7~8年くらい。

出力は上のリオンに及びません。

(スパークス)リサウンド製。198000円

スイッチはありませんが、ボリュウムはあります。
     
   

当初右用に購入した補聴器。フォナック アイーダSⅢUP

ハイパワーです。220000円位

スイッチ・ボリュウムはありません。

この補聴器のみ、左に使用できるだけのパワーが

ありました。

現在左用として実際に毎日付けている補聴器。

左は、耳の骨を削っているので、

イヤーモールドを付けないと使えません。

私の場合、普通に聞こえる訳ではありません。

正しく「補助」です。

この補聴器を右に装着した時、音が良いので

驚きました。


購入後5年くらい。
     
   

右も三度の手術で、大分聞こえるようになったの

で、最新型を購入しました。

全く音が違います。

自然と言うか、物凄いです。フォナック ボレロ V90

50万円近いです。(高い・・・。)460000円

両耳購入でグランドピアノ買える価格です。


値段にかかわらず、耐用期間は

およそ5年
。物凄い負担になります。

価格の差は、内蔵アンプの差です。

高性能なシリーズの中でも特に性能が高くなって

います。およそ5倍のスペックです。

この補聴器は、普段は物足りない位静かです。

購入後1年半くらい。

     ※ メーカーサイトのデータを引用
     

右用(濃紺)、圧倒的に小さいです。

もっともっと小さいのはいくらでもありますが、

出力が私の聴力には及ばなくて使えません。

以前耳穴型のオーダーメイド補聴器を使ってた時期も

ありました。左用にと期待して購入しましたが、全く聞こ

えず右にはめたりして使っていました。

身体障がい者手帳があると、購入時一定の補助が受

けられます。

しかし、該当製品は数が少なく、音質云々の機械は対

象になりません。

お子さん等で両耳に、耳掛け型の補聴器をしている人

を見かけると思います。決して普通の人の様に聞こえ

ている訳ではない
ので理解してください。杖なのです。


     
     

電池はこのように後ろを開けて入れます。

電池の持ちは2.~3週間ぐらいでしょうか。

思ったよりは持ちます。

小さいほうの電池は、家電店でないと買えませ

ん。大きいのはコンビニでも代用品が買えます。

耳につくカップなど消耗品は、定期的に交換します。

また、自宅の超音波洗浄器で洗います。

夜6時過ぎは、左は付けません。耳の負担を軽

減するためです。右には古い補聴器を付けます

。新しい補聴器の耐用年数を伸ばすためです。

旅行には、スペアとして古い補聴器を持参します

盗難・紛失防止と、風呂や雨の濡れ防止です。

補聴器は落としたり盗まれたりした場合、戻ってこない

そうです。

     
     


電池です。

小さいのが右用、大きいのが左用です。

大きいのはコンビニの同等品で代替えできます。

電池の持ちは非常に悪いです。


なるべく予備を買うようにしています。

家電量販店などは高いので、補聴器店で購入した方が

少し安い場合もあります。



     
     

補聴器は、内部が電気部品なので湿気がダメです。

水もダメ
です。汗は特に注意です。

夏場が鬼門なのです。

毎日、このケースに入れて保管します。

湿気のある季節はとても気を使います。


スポンジの下のザラメ状のものは、乾燥剤です。

定期的に交換しないといけません。(してない・・・。)


このケースは必須の商品です。

また、購入時のケースは旅行時など予備を入れるのに

必要なので捨てない事です。

予備の補聴器は必須です。予備ですので、同じである

必要はありません。


     
     

まあるく収まります。(人間もこうだといいな)

電池の部分は開けます。


補聴器は高価なので、物凄く気を使います。

壊れたらまた同じだけお金が必要になります。

思うに、補聴器の進歩には目を見張るものがあります。

格段に進歩しています。

お陰で、曲がりなりにもピアノが練習出来るようになりま

した。

補聴器は慣れないとダメな商品です。補聴器店と気の

遠くなるような長い付き合いが必須です。

数度となく、何十回となく調整が必要
なのです。


耳が悪い、聞こえが悪いと思ったら耳鼻科に行った方が良いです。補聴器も早いうちなら、そんなにお金も掛けなくて済みます。
耳はほおっておくとどんどん悪くなります、気を付けましょう。お年寄りに補聴器のプレゼントはダメです。必ず本人と同行の上選びましょう。
補聴器は購入してすぐに使える(慣れる)ことはありません。何度も調整(フィッテイング)が必要な機器であることを認識しましょう。


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