ピアノ東京写真PLUS ピアノ編

  スタニスラフ・ブーニン  2023.4.1
     
 

 №699




ショパンのワルツ64-2(ワルツ7番)を聞き終わったとき、思わずふぅっとため息が出ました。


下手でも何でも、ピアノを弾く以上ショパンは避けて通れません。 その中でも好きなのがこのワルツ64-2です。 

いくら練習しても弾けませんが、ブーニンの演奏を聴いて心底感動しました。 ピアノと言う物が素晴らしのか、ショパンが素晴らしいのか

演奏するブーニンが素晴らしいのか。 ブーニンは打鍵の時に、弦の僅かな震えを感じ取るのだと言ってました。


病気になり9年間も表舞台から姿を消しましたが、カムバックしました。 左指が思うように動かず、左指のパートを右でカバーするようにしたり

大変な苦労があったようです。 左足も手術のために短くなり大変になりました。 ブーニンは左足に重心をかけて演奏するので、左足はどうしても

残さなければならないと病院を探し回ったそうです。 


私がブーニンを知ったのはピアノを始めたころで、7~8年前になります。 YouTubeで模範となる演奏を探していました。

トルコ行進曲などを聞いていて、一番心に響いたのがブーニンの演奏でした。

ショパン国際コンクールなどは全く関心がない時で、そのコンクールの初代優勝者だったとはドキュメンタリーを見て初めて知りました。

横山幸雄や反田恭平よりも後だったのです。



  ショパン ワルツ 作品64-2 (ワルツ7番) ここの繰り返しと転調は弾く人により全て違います。  
   
   


YouTubeはこちら

ブーニン

https://www.youtube.com/watch?v=of-wOelx4jk


https://www.youtube.com/watch?v=hS3oEkeR3sE


フジコヘミング

https://www.youtube.com/watch?v=B7ccYFyQMrE



YouTube模範演奏


https://www.youtube.com/watch?v=lX8uQN__sIY


https://www.youtube.com/watch?v=7FvYWdWAa0s

BACK