ピアノを始めるにあたって、楽器はどれを選ぶかが問題になります。

選択肢は4つほどあって、

グランドピアノ

アップライトピアノ

電子ピアノ

キーボード

の4種類です。

グランドピアノやアップライトピアノが既にある場合は、問題は何もありません。

一から始める場合は、選択に苦慮するかも知れません。

お子様の場合は、習いに行かせることが前提になりますので

最初からアップライトピアノなどを選択するかも知れません。

教える側としたら、本物が家にあるほうが実は教えやすいのです。

先生はほぼ、キーボードの経験はありませんから拒否反応は強いと思います。

しかし、それを鵜呑みにしてはいけません。

キーボードはランドセルや教科書のようなもので、年数により使い方が違ってきます。

バギーもしかり。使うのは1年かも2年かも知れません。

ステップアップすれば、不要になる産物なのです。

そういう意味で、キーボードからスタートするのはむしろ自然と言えます。

周囲の環境もありますから、騒音発生器である生ピアノを導入するのには相当な覚悟が必要です。団地やマンション、アパートでの生ピアノ導入は無理と考えるのが正しいです。

先ずはキーボードでエントリーして、キーボードから電子ピアノにステップアップするのが良いでしょう。

電子ピアノは価格により、性能が随分と違ってきます。買い替えが難しい重量なので、ある程度の金額の電子ピアノを選ぶと後悔はしないでしょう。

音は抑えられますが、大きさはアップライトピアノと同じですし、重量もかなりありますので容易に移動は出来ないのがネックになるかも知れません。

キーボードは鍵盤のタッチもスカスカで、所謂生ピアノとは比較の仕様がないほど違います。ここはステップアップの一環として、割り切るのが良いでしょう。

音楽を弾きたいのか、ピアノの音が聴きたいのかで選択肢は違ってくるかも知れません。

先を見据えるならば、先ずはキーボードからスタートするのが賢明です。