セリカ1600GTV 2010.9.12



カメラでなくてすまん。
今回は往年の目医者もとい名車じゃ。

知る人ぞ知る、知らない人は全く知らない1971年発売の名車じゃよ。知ってた?
セリカ1600

あ、すまんこれはリフトバックじゃ。違うのは後ね。

車の購入資金として当時親から50万円貰ったのだけれど、GTVにした。当時のカローラは50万円であった。
GTVは83万円だったか、足りない分は月賦にしたのじゃ。ラジオは付けたがクーラー(エアコンではないぞ)は当然買えず、夏は大変であった。今年の猛暑どころではなかったのだ。当時はエアコンを付けると確実に馬力が低下したので、付けなかったという理由もある。
買ったのは排気ガス規制の前年であったから、翌年はマフラー交換を余儀なくされたという記憶があるのう。
2T-G型DOHCエンジンでソレックス・ツインキャブ仕様であった。
5年程乗ったが、家計がピンチに陥り泣く泣く手放した思い出深い車であった。
愛称だるまと言われたずんぐりムックリしたボデイ。バンパーはもちろんピカピカのクロームメッキ。
フェンダーミラーは写真で見るように、流線型(でもないか)のスポーツ仕様であった。残念ながら、視認性は角型に劣って見易い物ではなかった。


ご存知の通り、セリカはクーペである。だもんで2ドア。
このエンジンを積んだ車は他にトレノ(スプリンター店)とレビン(カローラ店)があった。
どちらも2ドアクーペであった。もちろんセリカはカローラ店の車種である。
ちなみにGTVとは、当時レースで常勝していたセリカを称えるネーミングで「VICTORY」の「V」であった。
サスペンションが通常車より強化されており、乗り心地は最悪であった。
タイヤもワンランク太いものであった。ちなみに最高速度は190キロである。
高速の安定性はソアラ初代を凌ぐものであった。







つづく

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